FF14のFC運営をひたすら考えるブログ

こんなFCさんは危ないかも…?FCさんをパターン別に分析

しおんず
しおんず
2020年9月29日

しおんずです。
今回は前回の記事に関連して、FCのパターン分析を取り扱います。

どのパターンでも一長一短あるかと思いますので、加入希望者は入りたいFCさんの参考に。

運営サイドさんは、FCの個性を伸ばす方法のきっかけとして頂ければと思います!

また、「こういったFCさんはボクなら加入を様子見させて頂く」という意見もバシーっと書いちゃいます。中々きわどい意見も出るかと思いますので、あまり過度に捉え過ぎず、参考意見としてお考え下さいませ。

FCマスターさんを観察してみると、パターンが見えやすい

前回の記事ではどちらかと言うと「FCに既に所属している人」視点でのお話がメインでしたが、実際の雰囲気としてどんな感じに見えるのか?という部分も触れていた方がよりしっくりくると思いますので、少し掘り下げてみます。

1つの判断基準として、まずはFCマスターさんを起点にそのFCさんを観察してみましょう。

①マスターさんの人徳がやたら高いFCさん

マスターさんが積極的に人を集め、FC活動においても積極的に色々やってらっしゃるタイプのFCさん。メンバー数などの規模感は大小様々ですが、全体的にマスターさんが細やかなところまで気配りが出来ており、ルールがきちっとしているところが多いなぁという印象がございます。ロドストとかTwitterとかでも発信が多く、社交的な方が多いです。

ただ、メンバーさんの中には少なからずマスターさんへの傾倒があるメンバーさんも居るため、古参のメンバーさんとも仲良くできるかどうかというのが大事です。

②いじられキャラで場を和ますマスターさんがいるFCさん

①に近いようでいて、ちょっと違うパターン。周りに信頼できるメンバーが居てこその運営スタイルなので、馴染めれば抜群に面白いFCさんだと思います。「一応マスターの〇〇です」っていう挨拶率がめっちゃ高い。そして、企画力やハウジング力の優れたプレイヤーさんが必ず1人か2人はいらっしゃる印象です。

そして、残念ながら欠点でもあるのですが…「やや身内感が強い」のもこのスタイルさんの特徴です。合う合わないは必ず出てしまいますので、加入希望者に対して「素の自分たちを見せる」のか、「その人の馴染み方に少しずつ合わせる」のかを事前に決めておかないと、新規勧誘自体がしんどい活動になりがちなので注意が必要でしょう。

③他人のお世話が好きなマスターさんがいるFCさん

マスターさん自身が「ゲームに自信が無い」と自称されることが多い印象です。それだけに、一人で悩んでいる人を放っておけなかったりするタイプのマスターさんをちらほら見かけます。普段は畑に水やりをしたり、SSを取りに行ったりと、のんびりした活動が好みの方も多いようですね。クラフターが得意なマスターさんだと、良く皆のために装備を作ったりしてくれるので、とても和やかに過ごせる印象です。

反面、マスターさんとメンバーのギャップが一番生まれやすい印象があります。時間の経過とともにお互いのニーズにかみ合わなくなってしまうのでしょう、FCとしてまとまった活動をするには中々手腕が要る印象です。

コンセプト自体が特殊なFCさんもある

マスターさんを観察することで、自然とFCの中心人物(※FCマスターさんとは限りません)も見えてくることかと思います。が、そうではないタイプのFCさんもありますのでこちらも。

④形式上FCの形を採る必要があったFCさん

ソロFCさんとか、ソロ活動支援FCさんがコレにあたります。身近な例では、「ロールプレイショップをやりたい」という目的のため、サブキャラを活用して設立した事実上のソロFCさん(=アクティブメンバーが1人しか居ない)とか、ロールプレイ用のFC(メンバーが従業員として運営するカフェとか)を作成されていたり、といったケースを目にしております。

他方「ソロ活動支援FC」は、もっぱらフリーカンパニーアクションを共有することを目的としたFCさんですね。身近には見かけておりませんが、恐らく人の流動性は高いと思われます。

言わずもがな、目的がはっきりしているタイプのFCですので、加入にはやや高いハードルを越える必要があるでしょう。FCアクション目的でソロFCを作ろうと考えるプレイヤーさんも多いですが、結成のために最低3名の協力が必要です。このサイトの運営方針としては、あまり積極的に紹介しづらいところでもあります…(いずれは記事を書きますけどねw)

⑤そもそもFCである必要が無いタイプのFCさん

うちがこのタイプですね(ぇ
明確な目的のあるLSから派生したFCさんとかが、このパターンに収まっている印象が多いです。FCチャットよりもLS(CWLS)チャットの方が賑わっていたりするのが特徴でしょうか。FCとしての活動をどうするか、線引きが曖昧になりがちなので、設立背景を理解してから加入を検討するのが望ましいかと思います。

まぁ、大体が前提として「関連LSへの加入」とかだったりしますし、大体がマスターさんの兼任管理になっていることが殆どです。加入前にお互いしっかり話をするよう心がけましょう。

ちなみに「よそのFCさんとも遊ぶのが趣味」であるうちの場合は、よそのFCさんにも気軽に出入りして頂けるよう、FCハウスを「公民館」と呼んでいたりします。僕以外のメンバーは好きで所属してくれているようなので、マスターとしては有り難いやら、頼もしいやら、申し訳ないやら、といった感じです。(下記リンクは参考までにどうぞ)

加入するかどうか吟味して欲しいFCさんのタイプ

さて、冒頭で書いた「ここはちょっと待て」と判断するタイプのFCについて言及させて頂きます。

繰り返しになりますが、個人の見解ですので、あくまで「運営・加入の参考意見」としてご解釈くださいませ。

⑥「若葉・初心者支援」が1番の売りになっているFCさん

若葉取れた後も「初心者です」って言っちゃうことありませんか?ボクもたまに言いたくなります。

ハッキリ書きますが、「初心者」というのは「その人がどう自己分析しているか」で決まる要素ですので、「初心者」というフレーズだけでFC加入を検討する・させるのは何のメリットもありません。

時間が経てばほぼ間違いなくすべてのプレイヤーさんが「初心者」では無くなるからです。

「初心者支援」を売りにするFCさんでしばしばトラブルが起こる原因は、「加入者もやがては支援者になる」というイメージを持たせられていないからだと見ております。他方、加入者側にもその意識が無いからだ、とも考えております。

LSで初心者支援を行っている管理者の方々は、一定の期間・コンテンツをもって「卒業」というルールを設けていることが比較的多いのですが、より拡大していくことを目的としたFCでは、このルールを設けてしまうと拡大に制約がかかってしまいます。つまり、「支援」を運営起点にした時点で、ある程度の規模で頭打ちが来てしまうことになります。

例えば「光のお父さん」で活躍されていたFC「じょびネッツァ」様も、元は初心者支援LS「一撃学園」の卒業生で構成されていたという点を踏まえると、FCとして初心者の支援を行うにあたっては相当の運営スキル・観察眼・コミュ力を必要とすることが、自然と感じ取れるのではないでしょうか。

※「FCで初心者支援」に取り組むことについては別途記事を建てることを検討しています。

故に、「初心者支援」というフレーズに依存したFC運営はキケンだ、と僕は考えております。運営サイドにその気が無くとも、「初心者支援」というフレーズは却って余計な心配を招くこともあるようですから、募集の際は一考の必要がありそうです。

余談ですが、FF14は月額課金制のゲームなので、FC以外の何かにモチベーションを持っていないと継続率はガクンと落ちる、という点を覚えておくべきだと思います。残念ながら「先に進めば進むほど面白くなるゲーム」と解釈しているため、新生コンテンツで躓いてしまうプレイヤーさんを救うのはかなり難しいです(自戒も込めて)。

⑦FF14以外のコミュニティがきっかけとなっているFCさん

別ゲームで知り合った友人や、家族・職場の人たちがきっかけでFF14を始める人も多いかと思いますが…

いわゆる「身内」の皆さんで出来ているFCさん、どういうわけかアクティブ数が1~2名になっていることが多いです。メンバーの居場所を守るため、残った1人の方がFCマスターを継いでどうにか維持している…というパターンを存外見かけます。

リアルの友達と一緒に始めた、という方々同士でFCを組むと、どうも「それぞれのやりたいこと」が足を引っ張り合ってしまうのが原因のようです。ストーリー進行ひとつとっても、時間が合わなかったり課金が切れたり、障害が様々です。多様なプレイヤーが集まるFCさんであれば問題ないのですが、「身内」という特定のプレイヤーに依存した楽しみ方になってしまうので、このようなことが起こります。

しかもそれが余計「目に見える」ために、こういった小さなストレスがモチベの低下に繋がっているように見受けられます。個人的には、身内だけのFC結成はオススメしにくい印象です。(もちろん、他からの勧誘を避けるための結成などであれば、この限りではありません。)

そして当然ながら、(例えば部外者の人が)仮にそういったFCに所属したとして、FF14以外での結びつきが強い人たちと、FF14「だけ」で仲良くなるのは中々大変です。ディスコードを始めとした通話アプリを推奨していないFCさんもちらほら見かけますが、チャットやエモ、レター機能など、コミュニケーション機能も必要十分を満たしているFF14において、それ以外での関係性を持つということにはある程度のリスクもあることを理解しておきましょう。

⑧FCマスターが途中で代替わりしているFCさん

これはかなり判断が難しいところなのですが、FCマスターさんが代替わりしている時点で、既存のメンバーさん内の関係性に変化が起こっていることが多い印象です。このパターンの場合、マスター権限の引継ぎが、段階を踏んで行われているかどうかが判断ポイントになります。新しい方針が合わず脱退していく人が居たり、極端な例では一度FCを潰して再度作り直したりするケースも見られますね。

とても仲良しのフレンドさんが居るなど、特定のプレイヤーさんに傾倒して所属を決めるのであれば問題ないのですが、そうでない場合は少し慎重に決めてもいいかもしれません。特に、初めて所属するFCというのであればなおさらです。

ちなみに、マスターさんの掲げている方針やルールが緩く、マスターさんのさじ加減で物事が決まってしまうようなFCさんだと、けっこう内部瓦解することが多いような気がします。緩いのは決して悪いことではないんですけどね…w
そういう意味でも、個人的にはロドストを活用して、日記やFCフォーラムにルールを明記しておくことをおススメしておきます。

まとめ

印象論での話が多かったかと思いますが、自分の知見、経験、周囲の皆さんのお話を元に組み立ててご紹介させてもらいました。(なお今回の記事では、FC自体の人数・規模で見た考察については言及できませんでしたので、その点も追々考察して行ければと思っております。)

もちろん、どんなタイプのFCさんであっても、改善できるポイントがあり、その分の良さがあります。FCメンバーの皆さんと協力し合うことで、個性化を図ればよいだけのことですから…

それから、「FC探しは慎重に…」ということを仰られる方もしばしばいらっしゃるようなのですが、個人的には「大きな選択失敗さえしなければ良いので、臆せず見学に行きましょう」とお伝えしたいところです。

どのFCさんも、画面の向こうにいるのは同じ「人」です。

コミュニケーションが足りないからトラブルが起こるのであって、きちんと礼節を尽くせば大きなトラブルはさほど出会いませんから、その点は安心して頂ければと思います。

勿論この記事だけでは書き切れていない部分もございますので、引き続き運営・加入に関心のある方は是非ともお付き合いくださいませ!

それでは!
しおんず
  • MMORPG「FinalFantasy14」における「フリーカンパニー」の運営について考察しています。GaiaDC・ValeforサーバーのFC「光のお隣さん」マスターにして「光のお隣さん計画」発起人。FC所属を通して、FF14を息の長いコンテンツにしていくための情報を発信していきます!

FC所属中の心構え

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