FF14のFC運営をひたすら考えるブログ

FCへのイメージをマトリクス図で考えてみた

しおんず
しおんず
2020年9月29日

しおんずです。

FCに所属する人、そしてFCに人を集めようと考えている人たちにとって、

「自分たちのFCはどういうFCなのか」というのを端的に説明するのって、結構難しいのではないでしょうか??

また、FCを探している人たちにしても、「自分がどんなFCに入りたいのか?」をイメージしておくことで、加入後のギャップを避けられるというメリットが生まれます。

今回はその辺に関するお話です。

当たり前ですが、個人の主観で書いたものですので、あくまでもいち意見として参考にしてくださいね!w

マトリクス図で考えるときにやっちゃダメなパターン

「マトリクス図」というのはいわゆる「ゾーン分けするときのあの図」です。縦軸と横軸があるやつですね。パワーポイントでささーっと作ってきました。

この図に置いた時に、自分の所のFCはどの辺かなー?と考えてみることで、独自性の開拓をしてみようというハナシなんですが…

さて、下に置いているのは間違った図です。

製作時間5分

割とよく見かける「エンジョイ勢」というワードを使ってみましたが、いかがでしょうか。

こんな感じの図をイメージして「自分のFCはどの辺りかな」と考えてしまうと、個性化に失敗します。

何故なら実際のFC分布図は大体下のようになっているからです。

雑過ぎる

FF14歴の長い方や、よそのFCさんの募集日記を眺めたことがある方ならお気づきかと思いますが…

ソロFCを除く殆どのFCは「エンジョイ勢の皆さん」で構成されています。たぶん90%くらいあるんじゃないでしょうか(言い過ぎか?w)

また、特定のコンテンツに関してかなり力を入れるプレイヤーさんも多いですが、こと戦闘コンテンツ(とりわけ零式周回や絶コンテンツ等)において、FF14では「固定PTを組む」という文化が根強いため、FCが活動の起点になることは殆どありません。

(余談:何故起点にならないのか?…前提条件として「ゲーム自体の習熟度」「コンテンツへの理解度」が試されるため、いわゆる「ギスり」の根源となりやすいです。FC所属のメリットを潰しかねないため、必要に応じてメンバー入替も容認される固定PTの参加が多いようです)

それから、横軸に据えているFCメンバーとの関わり方についてですが、個人的にはこの幅というのはあまり幅は広く採れないように感じております。

例として、各コンテンツルーレットは規定人数が定められており(大体4人か8人ですよね)、それより少ない人数で挑むとなると制限解除が必要となります。逆に多すぎると入れませんし…

良くも悪くもほとんどのコンテンツが「遊び方が運営側から決められている」ため、コンテンツを主軸とした考え方をするとどうしてもグループとしての活動で制約が出てしまいます。

故に上のマトリクス図で分類すると、他FCさんとの差別化がめちゃめちゃ難しいのです。

プレイヤーごとの考えを元にマトリクス図を置く

ということで、ちょっと考え方を変えてみました。

以前までの記事で「FCは、具体的に何をするということが定まっておらずとも、気軽に集まれる集団」という表現をしましたが、要は「そこにいる人次第でどうにでも変わる」という話なので、これに則って考えます。

つまるところ、
・FCメンバーがお互いに対してどう関わりたいのか
・FCメンバーをどう見ているか

で判断してみるのはどうかな?というマトリクス図です。

なんかちょっと分かりにくくなりましたね(ぇ

縦軸については分かりやすいかと思います。いずれのコンテンツであっても、大体FCとして集まった時には「誰かがそのコンテンツに成熟していて、誰かがそのコンテンツに疎い」ということが良く起こります。(エウレカは詳しいけどレイドは行かない、とかね)

上が「コンテンツを通して人と関わる側」に主軸を置く人で、下が「コンテンツそのものへの没頭」に主軸を置く人…というイメージを置いてます。

「各メンバーがどういう考え方でそのコンテンツに挑んでいるのか」を理解しておくと、いわゆる「ギスり」が発生する確率を下げられるのではないかな、とボクは考えています。

例えば、極蛮神討滅戦に行くメンバーがいたとして、取り組む考え方は人それぞれですよね?

「レアアイテムを狙ってみたい」「難しいコンテンツにも挑戦してみたい」「完璧な立ち回りを研究したい」など…理由は色々ですが、仮に同じFCメンバーに協力を依頼する時に、自分と同じスタンスの人が居たほうが当然ギスりにくい訳です。(零式以上の難易度コンテンツであればある程度の技量が前提となる為、参加者のスタンスがブレることは少ないでしょう。極コンテンツ辺りから各々で解釈がブレる印象があります)

メインストーリーに関しても同様で、いの一番にストーリーを爆走する人、寄り道大好きな人が居るわけですが、特に始めて日が浅いプレイヤーさんの場合は周りのプレイヤーや環境次第でその人のモチベーションを左右するため、一層の気遣いが必要です。

漆黒エリアに辿り着いたメンバーを皆でお出迎え

横軸は少し分かりにくいかと思いますが…FCの雰囲気が、誰を起点に出来上がっているものか?という視点で見ると、判断しやすいのかなと思います。

例えば、FCマスターがいじられキャラとして定着しているとか、サブマスがイベントを企画して実行してくれているとかであれば右寄り、誰が言うわけでも無くギャザクラがブームになったりするとか、ストーリー進行中の人を積極的に手伝うメンバーが多いとかなら左寄り、といった感じ。


個人個人のポジションを考える時には、メンバーに対して積極的に発言する人は右寄り、自分から中心に立つ機会や予定があまり無い人は左寄りになるイメージです。

当然ながら、どれが良い悪いというものではなく、どのポジションにいる人が多いか?という点で、FCの雰囲気がある程度定まるというだけの話です。

極論を言えば、いわゆる“ソロ活動支援FC”に入らずとも、理解のあるFCメンバー(≒自分に近いスタンスの人)が数人居れば、一般的なFCでも全く支障なくソロプレイが可能ということです。まぁ、FCマスターがソロプレイばっかりやるのは別の問題が起こるのでダメですけど…w
勿論、ソロ活動支援FCさんが発足した経緯を想像すれば、それが難しいことだというのは大いに分かるのですが…案外、どこのFCさんも皆気ままに動いているものではないでしょうかね?

そしてもう1つ、「それぞれのポジションはFC内で両立できる」という点が重要です。むしろ、マトリクス図の上ではバランス良くメンバーが散っている方が、活動に何かと便利なことが多いです。

同じFCだからと言って必ずしも1枚岩である必要はありませんので、メンバー全員がそれぞれのことをきちんと理解さえしておけば大体のことは問題ない、という意識を、頭の片隅にでも入れておきましょう。

忘れてはいけないのは、「みんなお金を払ってこのゲームを遊んでいるんだ」ということ。ゲームセンターでお金だけ入れて他の人にプレイ権を取られたら誰でも嫌ですよね。(ボクはやられた経験あります) これはFCどうこうの話ではありませんが、人との関りが増えるFC所属においては、特に気を付けておいて損は無いと思っております。

但し、FCの運営ルールで外部ツール(Twitterや通話アプリなど)を使わないのであれば、しっかりFCチャットなどを活用してコミュニケーションを取ることが必須です。その点はお忘れなきよう!

FCの雰囲気は結局「ひと」次第で変わる

身も蓋もない結論ですが、FCって正直どこもやること・やれることは一緒なので、個性化するにはメンバー次第、ということになってしまいます。

FC所属を検討されている方は、殆どのFCさんが加入前に体験期間を設けておりますので、まずその期間でアクティブメンバーさんの観察をしっかり行うことをオススメ致します。

既存のメンバーさん達も、「あくまで考え方の一環として」、自分がどんなタイプのプレイヤーなのか、どんなメンバーに来て欲しいのかを、マスターさんと一緒になって考えて頂ければ幸いです。

ただし、ボクが「こういうFCさんは危険だ」と感じているFCさんも一応あるにはあるので、その辺の記事は次回以降にてまたご紹介させて頂きます。

といった具合で今回はここまで!

それでは!

しおんず
  • MMORPG「FinalFantasy14」における「フリーカンパニー」の運営について考察しています。GaiaDC・ValeforサーバーのFC「光のお隣さん」マスターにして「光のお隣さん計画」発起人。FC所属を通して、FF14を息の長いコンテンツにしていくための情報を発信していきます!

FC所属中の心構え

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