FF14のFC運営をひたすら考えるブログ

そもそもFCって何が出来るのか?メリット・デメリットを振り返る

しおんず
しおんず
2020年9月27日

しおんずです。
今回は「フリーカンパニー」(以下「FC」)とはそもそもなんなのか?という触りのお話を。

FF14から初めてMMORPGに触れる方にも分かるよう、順番にお話をしますと…

MMORPGのような「他人と遊ぶオンラインゲーム」では、ごく自然に人との関わりを求めてコミュニティが発生いたします。このうち、ゲーム内コミュニティが設けられているゲームもありますが、呼び名は各ゲームやその界隈などで様々です(クラン、チーム、ギルドなど)

FF14では、ストーリー上の「グランドカンパニー」という組織体制に適合する形で、「フリーカンパニー」という名前のゲーム内コミュニティが設けられています。

ゲーム内のNPCが運営し、ストーリーや世界観を深めるためのグランドカンパニーとは違い、FCは進行上必ずしも所属する必要はなく、その運営もプレイヤーサイドに委ねられています。そのFCでどんなことをしたいか…自由な発想でFF14を楽しめるのが、このシステムの面白いところです。

皆でひな人形になったりするのも楽しい

さて、必須…というわけではないFC所属ですが、自分以外の誰かと冒険するのが醍醐味であるMMORPG、しっかりメリット・デメリットを理解していれば、決して怖いものではありません。

FF14Wikiの「フリーカンパニー」(←クリックで飛びます)紹介ページを参考にしつつ、理解を進めていきましょう。

<FC所属のメリット>

①各種機能を使った交流が行える(FCチャットや一言メモなど)
メンバーが別サーバーに出かけていても、FCチャットを送受信することが可能です。

②ギル・アイテムの共有がしやすくなる(FCチェスト)
FCランクが上がるほど、預けられるアイテム数は増えていきます。出し入れの権限は細かく設定が出来るので、賢く使ってトラブル回避を。

③冒険に有利なアシスト機能が使えるようになる(FCアクション)
特に冒険を始めたばかりのプレイヤーに便利な機能です。テレポ代金が20or30%カットされるアクションを使うFCさんが殆ど。ほか、経験値ブーストやクラフターのステータスアップなど、パラメータの一時的な底上げが可能です。

④共有の施設・クレストを持てる(ハウジング・クレスト)
皆で使うシェアハウスを1つ持つことができ、更に個室を作ることも可能です。自然とFCハウスでログイン・アウトするメンバーさんがいると、FCの活気も保たれます。クレストはそのFCのロゴですね。手持ちの装備にロゴを入れられるようになります。

⑤FCクラフトに挑めるようになる
潜水艦や飛空艇を皆の力で作り、貴重なアイテムを回収してくれるシステムがあります。金策もFCで挑めば楽ちん。役割を決めることで効率的に・かつ団結力を深めることが出来ますね。

さっくりまとめると、「特定のメンバー達と仲良くなる・協力できる要素が増える」ということになります。後述する「リンクシェル」機能と違い、「具体的に何をする」ということが定まっておらずとも、気軽に集まれる集団になっていくのが、理想的なFCなのかな…と思います。

もちろん、機能的な部分での恩恵もありますが、色んな事に挑戦しやすくなるのも魅力の一つと言えるでしょう。やりたいこと、挑戦したいことがあれば、まずはFCメンバーに相談してみる
やりたいことは何だって構いません。SS撮影会をしたり、自作のミニゲームで遊んだり、皆のために装備を作ったり。他のMMORPGとは違って、PVPなどに関わる要素も少ないため、エンジョイ勢にはもってこいのシステムと言えるでしょう。

制服を作って記念撮影(ゲーム内システムではなく、メンバーのアイディアです)

<所属のデメリット>

ひとキャラにつき1つのFCにしか同時に所属できず、別サーバーのFCには所属できない
また、そもそもフリートライアル中は加入できない

②プレイヤー間での意識・方向性の違いが生まれる

③ログイン・アウト状況がメンバーに伝わる

④良くも悪くも、(個人の意思に関わらず)FF14の継続モチベーションに関わる

こちらもさっくりまとめると、「人間関係を考慮した振る舞いをより重視する」ことになります。
特に②の要素が顕著であり、人によっては相性が合う・合わないといったことがしょっちゅう起こります。誰が悪いとかここがおかしいとか、そんな具体的な改善点がはっきり出るわけでは無いけど…何となくモヤッとした気持ちを抱えてゲームをするのは、誰でも苦痛ですし、避けたいのが本音というところ。

よく聞く話ですが、FC内での揉め事って解決までに時間がかかったり、解決しないまま脱退や解散になることがしばしばございます。個人的には「FCに所属する=FF14へのモチベーションが高い」という解釈をしており、それ故に衝突も増える…ということですね。どうしても他人の過ごし方を気にしてしまうようになるので、その点を理解しておく必要があります。

FCはプレイヤーサイドに与えられた「自由な遊び方」の1つであり、例えばこれによって著しいストレスやトラブルに苛まれたとしても、スクエニ側では対応が難しいことが多いです(規約違反やハラスメントを除く)。「自分たちの問題は自分たちで解決する」という自浄の心を持ち、適切にFCと付き合っていくことを心がけましょう。

リンクシェルとクロスワールドリンクシェルについて

全くの余談ですが、「チャットルーム」機能にのみ特化した「リンクシェル」(LS)というものがございます。
同一のサーバーであれば、最大128名で運用が可能です。こちらはログイン・アウトのアナウンスこそ無いものの、リンクシェルメンバー一覧から状況が確認できるようになっています。
一方、他のサーバーにいる人とも組めるリンクシェルを「クロスワールドリンクシェル」(CWLS)と呼び、こちらは64人まで参加可能となっています。(ただしメンバーが何をしているかの詳細確認は難しい)

LSとCWLSはフリーカンパニーに比べて「設立目的が明確になっている」のが特徴です。
(あいさつだけするLSや、日々のコンテンツルーレット消化に特化した人集めLSなど)
FCと違って掛け持ちも可能ですので、ほとんどのプレイヤーはFC以外にも何かしらのLSに所属していることが多い印象です。他方、目的が不明瞭になってしまったLSは意外とあっさり解散してしまったりもするので、人によっては目的のLSを探しにくい、なんて話もちらほら。

それぞれの機能についての掘り下げは追々行って参りますが、まずはFCがどんなものかを知っておくことが大事、ということで…
特にこれからFCを探す方・作る方々については、当サイトの他記事を参考に、運営・振舞いのヒントを少しでも掴んで頂ければ幸いです。

それでは!
しおんず
  • MMORPG「FinalFantasy14」における「フリーカンパニー」の運営について考察しています。GaiaDC・ValeforサーバーのFC「光のお隣さん」マスターにして「光のお隣さん計画」発起人。FC所属を通して、FF14を息の長いコンテンツにしていくための情報を発信していきます!

FCで出来ること

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