しおんずです。
今回はFCメンバーの募集フェーズに関するお話です。人集めに苦戦している方々のために、自分が気を付けている要素や心構えについて紹介いたします。
一応、実生活では営業の仕事をやっていますので…w
大幅に外れた意見は無いかとは思いますが、取り入れられるかは各FCさん次第です。どなたかの参考になれば幸いです!
目次
そもそも、全ては「タイミング」であることから理解する
最初にお伝えしておきますが、あらゆる物事は「タイミング次第」で成立します。
どれだけ秀逸な内容であっても、どれだけ崇高な目標であっても、相手とのタイミングが合わなければ成果は出ません。ですので、基本的に気負いしすぎないように心がけましょう。
頑張って人集めをしたのに人が来なかったからといって、自信を無くす必要はありません。
但し、いくつかの方法でそのタイミングをコントロールすることは可能です。出来ることから実践してみましょう!
募集期間には「締切」を設けること
第1期・第2期など、根拠の無い区切りでも構いません。連続して募集を行っても構いません。
しかし、絶対に「日程上の期限」を設けましょう。
(定員〇人に達するまで…というやり方を取る場合もあるでしょうが、これは「期限」が定まらないので、今回の考え方では除外します)
いわゆる営業のセオリーですが、仮に△月△日までのキャンペーンだったとしても、「〇日までにお決め頂けますか?」と、こちらで勝手に締め切りを決めて、相手に促す手法がございます。
期限が無いと、人は決断を遅らせたがるからです。
体験期間には期限を設けているFCさんこそ多いですが、募集期間に期限を設けているのはあまり見かけたことがありません。きちんと告知しておくことで、募集活動自体にメリハリも出ますし、より関心の強いプレイヤーさんが来てくれますので、是非お勧めしたい方法です。
シャウトとPT募集を併用する
「/shout 」とチャットに入力することで、自分がいるMAPのプレイヤーに対してチャットを表示させることが可能です。有効な宣伝手段ですので、マクロを作成して各都市で宣伝するのも良いでしょう。
例)
/shout FC「NOL」第2期メンバー募集!(10/15 木まで)他のFCさんも巻き込んで楽しく活動しています。<wait.2>
/shout 21~23時台の活動メインです。ロドスト・PT募集を参照ください!TELLお気軽に!
特に対象の人が居る確率が高いのは、ウルダハ・グリダニア・リムサロミンサの3国(各都市2MAPありますので、それぞれでシャウトしないと見えません)、モードゥナ、イディルシャイアです。
ちなみに個人の感想ですが、ラールガーズリーチやクガネ、クリスタリウムでは、あまり効果を感じなかった印象があります。シャウト候補地にするかはお好みで。
それから、シャウトで呼びかけを行う際はPT募集を併用することを強くオススメします。こちらはシャウトと違いログが流れてしまうことがありませんので、PT募集の欄に「FC名・活動時間帯・連絡方法」を書いて、募集を建ててからシャウトを開始しましょう。(募集の時間=メインの活動時間帯なのでしたら、シャウトでは省略しても良いかもしれません)
なお、シャウトを使った宣伝には2つデメリットがございます。
①FCに関する詳細を知らない方からの問い合わせも来る
ロドストを見ていない人もおりますので、当然ながらそのような方とお話すると、FCの説明に時間がかかります。PT募集の際には「1名のみ」PTに入れる形にして、集中して話せるようにしておくのがオススメです。
余談ですが、「シャウトにのみ反応されたプレイヤーさんは、(事前に日記での意識すり合わせが済んでいないため)意外とその後の定着率が低い」という話を聞いたことがあります。故にシャウトでの勧誘をしないFCさんもいるとか。ただし、これはサーバーの混雑度(優遇or混雑)でも変わってくる話なので参考までに。
②そもそもシャウトを煩わしく感じるプレイヤーもいる
同じマップにシャウトする場合、少なくとも30分は間隔を開けましょう。毎日シャウトする必要もございません。特定の曜日しかいないプレイヤーさんを勧誘したところで、継続的に一緒の活動が出来るか?という点を頭に入れて活動しましょう。
僕のやり方ですが…どうしても連日のシャウトになってしまう場合は、シャウト文を少し変えるようにしています。勧誘期間中に体験メンバーが増えたのであれば、「体験者〇名になりました!ありがとうございます!」などと添えて、活気づいていることをアピールしたり…とかですね。同じ文言をマクロで流しているだけのシャウトであれば、イン率の高いプレイヤーにはバレてしまいます。FCへの印象も関わりますので、少し気を遣ってみましょう。
ロドストの募集日記とTwitterを併用する
前回の記事で「募集日記を書く時の最低限必要な要素」について触れましたが、募集日記1つでも相手に与える印象は大きいです。書くのであれば、手を抜かずにきちんと書いてみましょう!
①「リッチ編集モード」を使い、読みやすい装飾を心がける
PCでログインするか、スマホでのログイン後に画面下部の「パソコン版へ」をタップすることで、文字の拡大・縮小や太字、色変更などの装飾が出来る「リッチ編集モード」での日記作成が出来るようになります(リッチ編集モードで作成した日記には★が付いています)
インパクトのある日記作成には必須の機能ですので、是非練習して書き方を習得しましょう。
(※ロドスト日記の書き方については別記事を建てますので更新をお待ちください)
僕の場合、このサイトと同様に「太字」「下線」をベースに、2~4色くらいの色分けを使いながら日記を作成しています。背景色なども気を遣わないといけないので、あまり闇雲に装飾を使いすぎないように気を付けています…
②「FCメンバー募集」「初心者」タグを設定する
「初心者さんをFCに誘うのはちょっと待て!」という記事を書いておきながらアレですが、「初心者」タグは「FCメンバー募集」と同様に1,2を争う重要タグです。初心者お断りのFCさんというわけでないのでしたら、必ずつけておきましょう。閲覧数が跳ね上がります。
独自タグの有効性はあまり実感がありませんので、定型タグのみの設定で問題ありません。
③Twitterがあるなら、ハッシュタグを付けて募集日記を共有する
いわゆる「SEO対策」(検索エンジンに見つけて貰いやすくする手法)の1つとしてもよく言及されるのですが、「ハッシュタグを付けてTwitterに投稿する」というのも有効です。
公開した日記の下部にツイートボタンが付いていますので、
「#FF14」
「#FCメンバー募集」
「#(サーバー名)」
「#FF14初心者」
などのタグを添えて、Twitterに共有しましょう。
特定のハッシュタグを積極的にRTしてくれるユーザーさんもいらっしゃるので、上手くいけば閲覧数を大きく伸ばすことが可能です。ぜひ活用しましょう。
④書いた日記はこまめに確認し、「投稿し直す」こと
書いた日記はいつでも編集し直すことが可能です。編集したら「投稿タイミングの日時を反映」にして再投稿しましょう。こうすることで、常に最新の日記として扱われ、希望者の目に留まる確率が上がります。「コメントが付いていないか」「いいねは付いていないか」をチェックするついでに行っておきましょう。
ちなみに、あまり参考にはならないかと思いますが、数字でも少しご紹介を…
フレンド数80名ほどの僕の場合、ロドストでの日記1本あたりの平均閲覧数は400~600程度となっています。
これに対して、FCメンバー募集に並行して公開した「協賛FCさま募集日記」の閲覧数が1100程度。
本筋であるFCメンバー募集日記は上記のことを実践し、(募集期間中に)10000件程の閲覧を頂いておりました。(※あちこちで参考記事としてリンクを貼ったので、今は12400くらいです)
Twitterのフォロワーさんもそこまで多くありませんから、地道にやれば閲覧数カンストは難しくはありません。あくまで「加入してもらった後」が大事なので、その点はお間違えなく…w
この人は!という方には「プッシュ型勧誘」だ
ここまでのネタは「相手から来て頂く」いわゆる「プル型勧誘」です。「FC誘ってください」という日記を書く人たちと同じで、受け身の姿勢で行う勧誘方式です。加入後のことを考えると、トラブルも少ないので、基本的にはこのスタイルが良いかと思います。
ただし!僕は「この人はうちに欲しい!」と思った人にはピンポイントで勧誘しますw
勿論、Twitterでフォローしている方(特に一度以上リプライを飛ばしあっている人など)であれば誘いやすいですが、例えば「募集日記にいいねを付けてくれている、未所属の方」の場合は…
ロドストでお名前と大体のストーリー進行度を確認した後、ログイン中にプレイヤーサーチをかけます。そして対象のプレイヤーさんがいるエリアにテレポしピンポイントで募集シャウトを打ちます。
この時、前半で紹介した「募集に期限を設けていること」が地味に重要です。
相手プレイヤーにしっかりと印象付け、きちんと検討してもらうことが出来ます。
ただし、このプッシュ型勧誘の場合、基本的に「いいねを付けただけの人にTell」は非推奨です。加入自体はともかく、加入後の定着率に影響が出ます。
以前Twitterで画像付きの事例紹介を見た記憶があるのですが、特に接客業では「相手に意思表示させることで、相手にも責任感が生まれる」ため、「~しますね」よりも「~してよろしいですか?」の方が好ましい…という話があるそうです。(ググったけど画像が見つからなかったですスミマセン)
FC活動においても、そのプレイヤーさん自身が満足・納得してこそメンバー定着に繋がると考え、なるべくギリギリまで相手からのアクションを待つ形を心がけています。反応が無ければご縁が無かったということで、気にせず次のメンバーさんを待ちましょう。
禁止事項はともかく、「細かいルール」は後回しで良い
「あいさつ必須」「2週間以上の不在は除名」「FCチェストの権限は〇〇」などなど。
個人的な意見ですが、経験則から生まれたルールではなく、よそのFCさんを参考にしただけのルールであれば要りません。入ってくれたメンバーさんと協議して決めればよいことです。
募集日記に書いておくことは確かに親切ではありますが、ロドストには「フリーカンパニーフォーラム」という、FC内での取り決めなどを記載できる掲示板のようなツールがあります。こっちに書いておけば大丈夫です。(書いておかないとそれはそれでトラブルの原因なので気を付けましょう)
あと、募集日記で「FC名の由来」についてかなり熱量を持って書かれている方もいますが、名前の由来はだいたいマスターさんの思いが最優先に来ているはずなので、独りよがりにならないよう気を付けましょう。僕だったら、面談時の「話のネタ」として持っておきます。最初から全部開示してしまうのではなく、相手とのコミュニケーションを取るための「武器」として、少しずつ小出しにしていくのが、充実感のあるやり取りを生むコツです。
なるべく、募集の補佐官を立てておく
万が一、体験開始or加入後に「やっぱり合わなかった」という方が出てしまった時のことを考え、サブマスさんがいるのであればその人にも必要な権限を与えておきましょう。募集の時点で「何か困ったことがあれば自分か、〇〇さんに」と伝えておけると、「複数人で運営しているFC」という安心感を与えることが出来ます。新しく来た人はマスターに何でもかんでも相談してくれるわけではありません。何も言わずにフェードアウトされるのが一番しんどいので、その辺のケアも忘れずに。
おわりに
FC運営は「勧誘」「関係構築」「団体活動」の繰り返しで大きくなっていくものだと考えています。勧誘はそのファーストステップということで、こればかりに気を取られているとメンバーの定着も安定しません。FCメンバーの定着についても考察していきますので、まずは貴FCが少しでも活気づくよう、当記事が参考になれば幸いです。